後半はCAIメディア共同開発代表 福地氏の講演。

iPhoneの教育アプリ「英単語完全攻略8000語」でAppStore教育ソフト部門販売数1位を記録し、続く第二弾の「えいご上手」もカテゴリ総合部門で販売数1位を記録したという、まさしく浜松の星であるソフトハウスの代表の方です。

会社の略歴からどういった経緯でiPhoneアプリ開発に参入したのか、それまでの苦労話など色々とためになるお話を聞かせていただきました。

以下箇条書きにて、僕のメモ。

  • iPhoneを手にしたところその可能性に感動、参入を決意した。
  • 元々教育機関向けソフトを開発していたため、iPhone版の開発にはさほど時間やコストがかからなかった(1/3くらいのコストでできた)。
  • 第二弾の「えいご上手」は元々お蔵入りしていた。第一弾の成功に続いて、安く作ることができ、かつ既存資産をそのまま使えるということで復活。
  • 作りはシンプル(お蔵入りしていたからか、iPhone版の開発期間が短かったからかは失念)だが、価格を大幅に下げたことが大ヒットに繋がった。

また、来場者からの「何が勝因だったのか?」との質問には、

  • アイコンが親しみやすい。
  • 今まで教育ソフトを専門に作ってきた実績(UIやユーザーからの意見)が生かされている。
  • 遊び心。
  • 頻繁なバージョンアップ(2週に一回はアップデートを行っている)。

とのお答えでした。

どういった体制で開発を行っているのかとか、参入について最初から勝算はあったのか、とか個人的に質問したいこともあったのですが、時間が来てしまい終了。

今度IT哲学カフェ浜松でもお話されるとのことだったので、その時にでも聞いてみようかな。

とても勉強になりました。