【勉強会】クラウド・カンファレンス in 静岡
今月はよく勉強会とかセミナーに行ってます。
先週のFxUGに続き、今回は静岡市のペガサードで開催された「クラウド・カンファレンス in 静岡」のまとめを。
話聴きながら長々とメモを取ってたんですが、結構長くなってまとめるのが大変そうだったこととw、脈絡がなさそうだったので、最初の丸山先生の基調講演の部分だけ、ここに載せます。
カンファレンス中にTweetされた内容はこちらにまとめたので、よろしければこちらもご覧ください。
1. 基調講演
早稲田大学大学院客員教授、日本Androidの会会長 丸山不二夫 先生
基調講演「クラウドとクラウド・デバイス」
「スマホの拡大」
・Androidのシェアが全世界1位に
2位はiOS。 RIM、Microsoftが続く。
・WindowsPhone7がiOSを抜くだろうという予測。3強になる。
・契約者ベースでいうとiOSがシェア50% , Androidが40%。
・日本はAndroid大国。韓国もスマホが強い。
「スマートフォン拡大に動いている力」
・オープンソースで参入しやすい。玉石混合だけど。
・iOS 、WP7はオープンソースでない。
「新しいネットワークメディアへの期待」
・スマホの拡大によってIT技術のコンシューマ化を促進している。
「人間の自由時間の利用」
・2003年にソリティアを遊んだ人間の掃除館は90億時間(!)
パナマ運河を造るために人間が使った時間は2000万時間。
「新しいネットワークメディアの別の形でのインパクト」
・facebookを媒体としたチュニジア、エジプト、リビア、シリア革命。
・311でのクラウドの活躍。
・自由なコミュニケーションと自由な情報共有。
・ベルリン市議会選「海賊等」大躍進。
「新しいパーソナルメディアの登場」
・Twitter , Facebook
・旧メディアの長期的低落と新しいネットワークメディアの躍進が基本的な傾向。
・クラウドとクラウドデバイス。
・デバイス間の差異はあまりない。
「IT技術のコンシューマ化」
・IT技術とITビジネスのメインのターゲットが一般の消費者にシフトしていくこと。
・ハードウェアのコモディティ化とインターネット接続の普及。
・ムーアの法則とギルダーの法則。
・低価格化=コモディティ化はコンシューマ化に必要な要素
「新しいネットワーク社会へ」
・コミュニケーションと情報共有の拡大。
・子もディティかと技術の標準化。
・今はオープン化による共有が一番一般的。
・オープン化の最大の成功例はインターネット。
「コンシューマ化のインパクト」
・コンシューマ化が進むと、個人の方が企業より良い環境をもつ。企業はその水準に追いつかねばならない。
・社員が会社に期待している事を会社が実現しようとしているか?
・オープンな技術は開発者を自由にする。
・APIをオープンにすること。
「開発者の役割」
・今日ではPC1台とネットがあればソフト開発できる。
・かつては企業の所有する資金力が必要だった。
「ネットワーク」から「ネットワークメディア」へ
・iColud
「なぜ、クーポン市場が注目されるのか?」
・消費者のビヘイビアを詳細に把握しながら、個人のプライバシー保護の問題に適法的に対応する有力な方法だから。
・クーポン利用のメリットと引き換えに個人情報の一部を提供することに、個人が同意すれば、プライバシー保護の問題はクリア
・次世代のサービスを日本から!
ほかにもAWSのユーザーグループの方々のお話や、GAE、日本製RailsクラウドRCloud、オープンソースCloudやWindowsAzureなど、盛りだくさんでした。
静岡でこれだけ盛りだくさんのクラウドサービスの話が聴けたのはありがたかったです。
主催・運営していただいたみなさんどうもありがとうございました。
そして、、、
懇親会の場で、なんとJAWS-UGの浜松支部長を託されました。
実はAWSも全く触った事がないのですが...w
なにはともあれ、頑張ります。JAWS-UGの皆さん、そして浜松のIT技術者のみなさんよろしくお願いします。
ではでは。